情報過多の時代
補助金を頼るな
孫子の兵法
今日は、事業計画書をまともに読んでいないまま、
補助金申請している人に、
「このままだと会社のピンチが何度も訪れますよ」
という驚愕の事実をお話したいと思います。
これまで、
「補助金、なんとなく欲しいから申請してる」
という理由で、コンサルに丸投げしてきた
経営者の方、
ちょっとヤバいかもしれません。
「え?うちもそうなんですけど」
ってハッとしたあなた!
大丈夫です。
今日お伝えすることを実践すれば、補助金活用の仕方が180度変わります。
これまで採択金額4.5億円以上、採択率100%の実績を積み上げた私ですが、
最初のころは、うまく採択された補助金を、ビジネスの成長にうまく活用できていませんでした。
しかし、今では実業とマッチさせ、新しいビジネスの柱として売上を伸ばすことが、できるようになりました。
私の仲間も、たった3か月で250万円の補助金採択される実力を身に付け、新ビジネスに活用しています。
これからお伝えする内容は、補助金をビジネスにリンクさせたい、という人に役立つはずです。
それでは驚愕の事実をお伝えします。
「補助金を頼るんじゃない!」
ずばりこれです。
え?補助金資料を書ける人を育ててるんでしょ?
はい。できるなら、経営者や自社のスタッフが、事業計画を書けるようになってもらいたいんです。
書けるようなスキルを身に付け、本当に補助金が必要かどうか見極めてもらいたいんです。
今からその理由を説明します。
1.彼を知り己を知れば百戦殆からず
孫子の兵法の謀攻篇にある一文です。
"
解釈:敵情(敵の様子)を知り、また自国の実情もよく知っていれば、何度戦っても負けることがない。ここでの「彼」は、敵の意。
" - Web漢文大系より引用
補助金を活用するときには、「1.」の状態を目指してもらいたいんです。
また、「1.」は有名な言葉ですが、続きがあります。
2.彼を知らずして己を知れば、一勝一負す
"敵国の実情を知らず、自国の実情のみをよく知っていれば、勝ったり負けたりする"
3.彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必らず殆うし
"敵国の実情を知らず、自国の実情も知らなければ、戦うたびに必ず危なくなる"
相談に来られる多くの経営者は、「3.」です。
普段のお仕事では売上、利益、経費を何千円単位で意識するのに、いざ補助金となったら何十万、何百万、ときには何千万も適当に計算する。
新しい事業を始めるのにもまずは補助金額から想定する。
先ほどの例でいうと
・彼(競合他社)はどうなのかなんて、考えもしない、
・己(自社)が勝っている部分はどこかなんて、意識もしない。
・己(自社)が計画を実行した未来はどうなるかなんて、想像もしない
もし、そうなれば、
「戦うたびに必ず危なくなる」
というわけです。
わたしが考える、補助金とは、
「自社の強みや弱みを知り、既存事業にリンクした内容で活用すること。
補助金が無くても勝負できるくらいの計画でないと、やらないほうがいい」
と考えています。
競合他社を調査し、市場を見極め、自社の強みを見極め、選択と集中することで、新たな市場や業種にチャレンジするためには、外部の人間じゃダメなんです。
自社のことは、経営者本人や、自社のスタッフが、一番よく分かっています。
サポーターができることは自社のことをヒアリングし、資料に落とし込むだけです。
「何から手を付けたらいいか分からない」
という場合、まずは自社の強みや弱みを書き出すところから始めるのが一番おすすめです。
もしあなたが社内で採択される補助金資料を作りたいと考えているならば、ぜひDMください!